事故で死亡した60代男性について約2200万円の損害賠償金が認められた事案
被害者:嶺南地方在住の男性(60代)
職業:漁師
当事務所のサポートを受ける前と受けた後の違い
ご依頼前の保険会社提示額469万円が、当事務所のサポートを受けることにより、
最終的な獲得金額2205万円(1736万円の増額)となりました。
賠償項目 | 保険会社提示額 | 和解額 | 増額分 |
---|---|---|---|
逸失利益 | 約119万円 | 約205万円 | 86万円 |
死亡慰謝料 | 350万円 | 2000万円 | 1650万円 |
合計額 | 469万円 | 2205万円 | 1736万円 |
※主な賠償項目のみ
1 事故態様
片側1車線の直線道路を横断していた被害者が、左側から来た加害者車両にはねられ、搬送先の病院で約6時間後に亡くなられました。
2 検討
相手保険会社から提示された示談内容を検討したところ、死亡慰謝料と逸失利益が明らかに低額であり、弁護士基準の適用や被害者の収入状況を緻密に分析し、相手保険会社に主張することにしました。
3 結果
示談交渉で保険会社と折り合いをつけることが出来ず、裁判に移行しましたが、結果として、総額約2200万円の損害が認められました(和解により終結)。
4 所感
死亡事故のケースにおいて、保険会社は、死亡慰謝料を保険会社の支払基準で提示してきます。
本件は、被害者遺族が相手保険会社と示談する前に当事務所にご相談していただいたため、弁護士から相手保険会社に対し適切な損害賠償額を提示し、これが裁判所で認められることができました。
当事務所のWEBサイトをご覧いただきありがとうございます。福井県内での移動は、車での移動が当たり前の「車社会」になっています。ただし、その反動として、福井において、不幸にして交通事故に遭われてしまう方が多数いることも事実です。しかしながら、福井県民の中で、交通事故の被害に遭ったときに弁護士の相談するという発想自体がないこと、弁護士が入れば適正な賠償金額を得ることが出来るということ等を知らない人が多いと実感しています。もし、皆様の周囲で交通事故被害に遭い、お悩みになられている方がいらっしゃいましたら、まずはお気軽にご相談下さい。