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後部座席であってもシートベルトをきちんと着用しましょう。

2021年06月22日

私の事務所では多くの交通事故を取り扱っていることもあって、後部座席に乗車中の事故で、シートベルトを着用していないばかりに、重傷を負ったり、後遺症が残ってしまったり、最悪の場合、お亡くなりになってしまっている事案を多く見ています。

正直、シートベルトさえしていたら、ここまでひどいことにはならなかっただろうと思うことが少なくありません。

後部座席でのシートベルト未着用の事故のリスクには以下のようなものがあります。

  1. 車内で全身を強打するリスク
    事故の衝撃で、前席や天井、ドア等に、すさまじい力でたたきつけられる可能性があります。
  2. 車外に放り出されるリスク
    車外に放り出されると、堅いアスファルトに身体をぶつけたり、後続車両にひかれたりする可能性があります。
  3. 前席同乗者への加害のリスク
    後席の人が前に投げ出されると、そのまま前席のシートに衝突してしまい、後席の人が怪我をするだけでなく、前席の人も、衝撃で倒れたシートとエアバックにはさまれ、頭部などに大怪我をする可能性があります。

そういったこともあって、平成20年6月からは、道路交通法改正により、運転者は、助手席だけでなく後部座席についても、シートベルトを装着させる義務が課されました。

最近では、タクシーやバスに乗ったときにも、シートベルトの着用を促すアナウンスがされることがありますが、これはいいことだと思います。

あと、実務的な話ですが、損害賠償を受ける場面で、シートベルトを締めていなかったために人身損害が拡大したと認められる場合には、賠償金が減額される可能性もあります。

いずれにしても、大切な同乗者の命を守る為、何より自分の命を守る為にシートベルトをきちんと着用しましょう。

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