第4回法律相談会を実施しました(相談会のアイテム紹介2)
2021年06月22日
- 平成25年6月23日(日)に、当事務所において、今年4回目となる無料法律相談会を実施しました。今回は、2組のご相談を実施しました。お休みの日にわざわざご相談に来ていただき、ありがとうございました。前回に引き続き相談会で使用するアイテムを紹介します。今回紹介するのは、損害額についての相談を受けるときに使うアイテムです。
賠償金額計算における3つの基準
でも書いていますが、交通事故の損害賠償金の計算においては、以下の通り3つの基準があります。
でも書いていますが、交通事故の損害賠償金の計算においては、以下の通り3つの基準があります。
- 自賠責保険の基準
- 任意保険の基準
- 裁判基準
です。
弁護士が関与して、加害者・保険会社側に損害賠償金を請求する場合には、原則として、③裁判基準に基づいて請求していくことになります。
- ここでいう裁判基準が書かれた本として、「民事交通事故訴訟・損害賠償額算定基準」(通称「赤本」の基準)があります。この赤本の基準は、東京の3つの弁護士会が発表している基準ですが、東京地裁の民事第27部と協議した上で作成されているものです。実務上は、この本の基準が全国基準になっています。
- 相談においては赤本を参考に、損害賠償金の各項目を算定します。算定にあたっては、細かい計算が多いので、計算機を使用します。相談会では、ある程度の資料さえ揃っていれば、損害賠償金の額について、その場で算定することができます。そのため、弁護士に依頼した場合、保険会社からの提示額から、どれくらいの増額を見込めるか等をその場でご説明いたします。
相談会は、毎月1回土曜日か日曜日に開催しています。相談会に来ることができない方も、当事務所での初回相談は無料ですから、お気軽に当事務所までお問い合わせ下さい。
当事務所のWEBサイトをご覧いただきありがとうございます。福井県内での移動は、車での移動が当たり前の「車社会」になっています。ただし、その反動として、福井において、不幸にして交通事故に遭われてしまう方が多数いることも事実です。しかしながら、福井県民の中で、交通事故の被害に遭ったときに弁護士の相談するという発想自体がないこと、弁護士が入れば適正な賠償金額を得ることが出来るということ等を知らない人が多いと実感しています。もし、皆様の周囲で交通事故被害に遭い、お悩みになられている方がいらっしゃいましたら、まずはお気軽にご相談下さい。
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勉強会で発表をしました